京都府宮津市・上宮津地区に、ちょっと変わった素敵なカフェがあります。
その名も「おにぎりとおやつ musubi(むすび)」。
手作りのおむすびと、地元の旬食材をふんだんに使ったせいろ蒸しのランチが人気で、SNSでもじわじわと話題になっているんです。
そして2025年7月、テレビ朝日の人気番組『人生の楽園』でも紹介され、大きな注目を集めました。
「こんな場所、行ってみたい!」と思った方も多いのでは?
今回はそんなmusubiの魅力を、テレビでは伝えきれなかった細部まで、たっぷりとご紹介します!
人生の楽園にも登場!おにぎりカフェ「musubi」ってどんなお店?
musubiを営むのは、大阪出身のご夫婦、寺田亜由美さんと俊介さん。
もともとは都会で会社員として働いていたおふたりですが、震災後の福島県での勤務をきっかけに「地域のためになる仕事がしたい」と考えるようになったそう。
「田舎暮らしって、なんかいいよね」
そんな思いを胸に、京都府宮津市の「地域おこし協力隊」に応募し、自然豊かな上宮津地区へ移住。
新しい土地での出会いや人のあたたかさに触れ、「この場所で、何か恩返しがしたい」という気持ちが芽生えたといいます。
“むすぶ”想いを込めた店名
店名の「musubi(むすび)」には、“人と人をむすぶ”“ごはんをむすぶ”という想いが込められています。
食を通じてつながる場所――それが、この小さなカフェに込められた願いです。
人生の楽園で話題!「選べるおむすびと旬菜のせいろ蒸し」ランチ
引用元:https://musubi-miyazu.studio.site/
テレビでも紹介された看板メニューがこちら。
musubiに来たらまず味わいたいのが、「選べるおむすびと旬菜のせいろ蒸し」。
- おむすび:塩・梅・鮭・玄米の中から2種類を選べます
- せいろ蒸し:旬の野菜や地元の魚を使った10品前後の彩り副菜
味つけはどれも優しくて、素材そのものの味がしっかり感じられるのが嬉しいポイント。
身体にスーッと染み込むような、そんなランチです。
地元農家さんとのつながりも大切に
使っているお米や野菜は、ほとんどが地元・上宮津産。
移住後、稲刈りを手伝ったときに感じた「お米の美味しさ」に衝撃を受けたことが、カフェを開こうと決めたきっかけのひとつだったそうです。
農家さんとの直接のやり取りも多く、musubiは地元の魅力を伝える“食の発信拠点”としての役割も果たしています。
おにぎりとおやつ musubiへのアクセス
おにぎりとおやつ musubiは、京都府宮津市の喜多地区にあります。
自然豊かで静かな環境の中にある小さなカフェで、完全予約制で営業しています。
ゆっくりとランチタイムを楽しみたい方にぴったりです。
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店舗基本情報
店名 | おにぎりとおやつ musubi(むすび) |
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住所 | 〒626-0035 京都府宮津市喜多1125 |
営業時間 | 11:30~15:00(L.O. 14:30) |
営業日 | 月曜~金曜(完全予約制) |
定休日 | 土曜・日曜(イベント出店などで変則休あり) |
駐車場 | あり(数台) |
公式サイト | 公式サイト |
人生の楽園で描かれたmusubiの魅力は“料理”だけじゃない
musubiの魅力は料理だけじゃありません。
まず驚くのが、店主夫妻のあたたかい人柄。にこやかに迎えてくれる亜由美さん、丁寧に接客してくれる空間は、まるで友達の家に遊びに来たような安心感。
人生の楽園でも紹介されたように、地域の人たちが自然と集い、おしゃべりし、笑顔になる。そんな場所なんです。
地域のキーマン・俊介さんのもうひとつの顔
夫の俊介さんは、musubi以外にも地域振興の活動を幅広く手がけています。
移住体験施設の管理や農業イベントの運営など、まさに“人と地域をむすぶ”役割を担っています。
おにぎりカフェを起点に、暮らしそのものを地域と共につくっていく。
そんな姿に共感する人も多いはず。
まとめ|“人生の楽園”で見た世界が、ここにある
人生の楽園で描かれた、あたたかくて豊かな田舎暮らし。
その世界が、宮津市・上宮津の「musubi」には確かにあります。
観光の途中でも、移住に興味のある方も、ちょっと疲れた心をリセットしたい人も。
ぜひ一度、「musubi」に立ち寄ってみてください。
やさしいごはんと人のぬくもりに、きっとまた訪れたくなるはずです。