2025年夏の『マツコの知らない世界』で「雲の世界」を案内した荒木健太郎さんに注目が集まっています。
映画『天気の子』の気象監修を務めた雲の研究者であり、SNSや書籍でも人気の“雲博士”。
この記事では、荒木さんのプロフィール・経歴・雲への情熱・映画やテレビでの活動まで、まるっとわかりやすく解説します!
荒木健太郎のプロフィールと経歴|マツコの知らない世界でも話題の気象研究者
荒木健太郎先生がおはスタに出演!
『すごすぎる天気の図鑑』シリーズから雪の結晶の写真を提供しています❄️ pic.twitter.com/QJOyELWzYa— パーセル@天気の図鑑スタッフ (@kumoyarodayo) February 3, 2025
- 名前:荒木 健太郎(あらき けんたろう)
- 生年:1981年
- 出身地:山梨県甲府市
- 所属:気象庁 気象研究所 主任研究官(雲・降水研究部門)
- 専門分野:積乱雲、豪雨、気象災害、雲物理学
荒木さんは筑波大学大学院で気象学を学んだ後、気象庁に入庁。
現在は気象研究所で積乱雲や大雨の発生メカニズムを研究しています。
科学者としての厳密な姿勢を保ちながら、「雲を楽しむ文化」を伝える活動も精力的に行っています。
なぜ雲の研究者に?|荒木健太郎が“雲博士”になったきっかけ
中学生時代の体験がすべての始まり
荒木さんが雲に目覚めたのは中学生の頃。
激しい雷雨に遭遇し、「なぜこんなことが起きるのか?」という疑問が芽生えたそうです。
その後、大学・大学院で気象学を専門に学び、気象庁に就職。
以来、雲を通じて自然現象のしくみを解き明かす道を歩んでいます。
雲は“空のメッセージ”
荒木さんは「雲はただの水蒸気の塊ではなく、空からのメッセージ」と語ります。
積乱雲がもたらす大雨や雷、虹や彩雲といった現象の裏側には、自然のしくみが詰まっているのです。
荒木健太郎は天気の子の気象監修を担当|映画と気象学の融合
リアルな雲を描くための科学的アプローチ
2019年の新海誠監督作品『天気の子』では、荒木さんが気象描写の監修を務めました。
映画に登場する雲や雨は、実際の観測データや雲物理に基づいて描かれています。
「空を見上げるきっかけになれば」
映画を通じて多くの若者が空や雲に興味を持つようになったことに、荒木さんは大きなやりがいを感じているそうです。
SNSや著書も人気|荒木健太郎さんの雲の楽しみ方を発信中
X(旧Twitter)やInstagramで毎日空をシェア
荒木さんはXやInstagramでも活動中。
美しい雲の写真や、気象の豆知識、防災に役立つ情報などを日々発信しています。
おすすめの著書3選|雲がもっと好きになる
- 『雲を愛する技術』(光文社新書)
- 『すごすぎる天気の図鑑』(KADOKAWA)
- 『天気の子 気象監修ノート』(角川文庫)
どれも読みやすく、気象や空に関心がなくても思わず引き込まれる内容ばかり。
自由研究やプレゼントにも◎
まとめ|雲の世界をもっと知りたくなる荒木健太郎さんの魅力
「雲って、面白いんだよ」
そう語る荒木健太郎さんの言葉には、科学のロマンと人間らしい情熱が詰まっています。
マツコの知らない世界で彼を知った方も、映画『天気の子』で感動した方も、ぜひこれを機に“空を見上げる習慣”を始めてみませんか?